永吉の起業から死ぬまでがけっこう速い展開で書かれているのだが、自分の一生も客観的に見たらこんなんなんだよなあ、と虚無感に襲われる。
そして、この家族同士のすれ違い、身に覚えがあるなあ。本では政五郎のように父母の思いを代弁してくれる人が出てきたけど、現実にはそんなことはまずない・・・家族って幻想なのかも。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
物語
- 感想投稿日 : 2016年4月6日
- 読了日 : 2016年4月6日
- 本棚登録日 : 2016年3月30日
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