天下のご意見番大久保彦左衛門の著書三河物語を題材として、大久保一族、徳川家の歴史をひもといている。
大久保彦左衛門の記憶違いによる史実もきちんと指摘している。
大久保一族は、本多、榊原、酒井らの他の譜代らと比べると、かなり見劣りする処遇となっている。戦乱から、天下統一という流れのなかで、無骨一辺倒の大久保一族は、不器用な生き方となったのであろう。その辺の事がよくわかり、面白い。
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- 感想投稿日 : 2024年8月3日
- 読了日 : 2024年8月3日
- 本棚登録日 : 2024年8月3日
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