北の五稜星

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年12月21日発売)
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本棚登録 : 47
感想 : 10
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なんというマニアックな人選なのか!浦賀衆を中心とした箱館戦争の話。登場人物はすべて実在した人物である。しかし同じ海軍の話なら「群青」の方が面白かった気がする。
全体的には少々駆け足で、うーん?と思うような所もあったような気もするが、勢いがあったので一気に読めた。字も大きくて読みやすい。朝夷兄弟が「朝比奈」だと思っていたので初めて本当の名前を知った。
ホントに海軍中心の話なので陸軍はチラと出る程度だが、戊辰戦争や箱館戦争をあまりよく知らない人にも読めるんじゃないかなと思う。ただ主人公達若い者の考え方がなんとなく、二次大戦の兵士を思い出させてしまった。

著者さまがHPで「若い男がいっぱい出てくる話なら映画の原作になるかも」とこの話を書く際のネタばらしをされていたが、それは言わない方が良かった。最近の時代小説書く人ってみんなそんな事考えて書いてるのだろうか…ちょっと残念な気持ち。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代小説
感想投稿日 : 2012年7月19日
読了日 : 2012年7月18日
本棚登録日 : 2012年7月18日

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