本書の内容は、オウムが一体なんだったのかということを書いたものではなく、ドキュメンタリーとは何なのか、ということを綴ったものだ。オウムのドキュメンタリーを撮る、ということに対する周囲の反応が淡々と描かれているが、それは私の想像していたものとはかなり違っていた。マスコミ自身までもあからさまに示す拒絶反応はいったい何なのか。著者はこれが日本の本質だと語っているけれども、どうなんだろうか。何故オウムのドキュメンタリーがタブーだったのか、私にはピンとこない。
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- 感想投稿日 : 2014年3月9日
- 読了日 : 2014年3月9日
- 本棚登録日 : 2014年3月9日
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