俺俺

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本棚登録 : 809
レビュー : 191
著者 :
ティガーさん 中学生   読み終わった 

中3の女子が面白いから読んでみてよというので、読むことに。今の中学生ってこんなのが面白いのかと思いつつ読み始めるが、いつまでたっても話に入り込めない。電車で読んでいてもすぐに眠くなるし、ダラダラと時間がかかってやっと読了。

カメラマンを目指していたが諦めて今はカメラ売り場で正社員として働いている永野均は、成り行きで携帯電話を盗んだ。そしてそれを使ってオレオレ詐欺をはたらいて、100万を携帯電話の持ち主の大樹の母親から振り込ませる。
でも、気づいたら俺、均は母親にとって大樹になっていた。そして、自分の永野の実家に行くと別の永野均がいて、母親は自分のことが分からなかった。それがきっかけで俺は別の俺の均と大学生の俺に出会い、自分故に分かり合える3人で楽しく過ごす。でもやがてそこら中に俺がいて、俺の嫌な部分を別の俺に見せられる。
やがて、俺ばかりで埋め尽くされてお互いに削除しし合うようになる。

大人のせいか、この話の意味とかいろいろ考えてしまう。
自分を受け入れられない、自分を信じられない、だから、人も信じられないのかとか。でも、結局分からない。意味はないのかも。

最後に殺し合わなくなるところは、人類が誕生して社会を最初に作った人たちのようだ。
表紙は不気味で面白い絵が使われている。この本の内容にぴったり。
不思議で不気味で、だるい。

レビュー投稿日
2018年12月17日
読了日
2018年12月17日
本棚登録日
2018年12月17日
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