ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 上 (ハヤカワ文庫SF)

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本棚登録 : 85
レビュー : 12
やすおさん SF   読み終わった 

もし日本が戦争に勝利して、米国を日本の一部(日本合衆国)にしてしまったらどのように世界になるかを想像したSF作品。上巻は物語の世界観を説明している。特高警察の昭子の皇国に対する狂信ぶりなど、ディストピアっぽい世界が描かれる。もし日本が戦勝国になったとしても、実際にはこのような世界にはならなかっただろうと思いつつも、もしかしたらと思わせるくらいのリアルさがある。人体改造やスマホのような通信端末など、第二次世界大戦後にはなかったガジェットが使われており、SF独特の雰囲気が出ているのが良い。表紙の“メカ”は上巻の最後の方で活躍を開始する。下巻ではメカが大暴れするのだろうか。そして、検閲局の紅功(べにこ、ベン)は何に巻き込まれて、どこに連れて行かれるのだろう。まだ物語の入口にいるところだと思う。楽しみにして下巻に続く。

レビュー投稿日
2019年1月28日
読了日
2019年1月28日
本棚登録日
2019年1月27日
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