SFで未来をプロトタイピングするというのに魅かれて本誌を購入。元々とがった雑誌であり、どんな未来を見せてくれるのかと期待した。つまらなくはないのだが、なんとなくコロナ禍の中、急いで原稿執筆をしたような気がして、深堀が足らないように感じた。特に短編小説はそのような傾向を感じた。執筆陣は良いので余計に残念である。あと1か月ほど余裕があれば、ものすごく幸福な未来かとんでもない不幸な世界を作品として世に出せたのかなと思った。一番面白かったのは巻頭のウィリアム・ギブスンのインタビュー記事だった。私も「22世紀を想像する」をToDoリストに追加した。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2020年7月17日
- 読了日 : 2020年7月17日
- 本棚登録日 : 2020年6月27日
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