この本の想定読者層は女性だと思いますが、図書館を歩いていて目についてので手にとって読んでみることにしました。
女性がリーダーになった時の心得が書かれていますが、これは直接の上司部下の関係ではないが、一緒に仕事をする年下や異性の同僚と付き合うときに応用できると感じました。
また知り合いには女性企業家・管理職の立場にある人が何人かいますが、彼女たちにも参考になると思いレビューをアップしたく思いました。
以下は気になったポイントです。
・やりがいのある仕事、自分に合った仕事とは、追い求めれば手に入るものではない。覚悟を決めて創造するもの(p29)
・3つのサークル、1)CAN:できること、身につけた能力、2)MUST:やるべきこと、自分に求められている立場、役割、3)WILL:これからやりたいこと、今後の方向性、の重なるところに、これからあなたが深めていくキャリア、目指すべき答えがある(p31)
・目指すのはベテランではなく、プロフェッショナル、同じ仕事でも常に創意工夫をして改善を重ねてプラスアルファの付加価値をつけられる人、社外でも通用するスキルのある人(p39)
・今までの仕事は後輩や部下にまかせて、職域拡大・より深い知識の習得、自分のノウハウのマニュアル化、人を巻き込みながらの成果出し、をするべき(p41)
・仕事をするときは、女優になるべき。人生も仕事も役割を演じること。うまく演じきれないときは、舞台から降りることになる(p46)
・部下の話は、1)傾聴して否定して最後まで聞く、2)叱るときは、褒める・問題指摘・課題提示の順(p55)
・聞き上手になるための5つのスキル、1)相手に正対する、2)アイコンタクトをとり、内容に応じた表情で聞く、3)相槌ちを打つ、4)大切なことは復唱、質問、5)相手の真意、気持ちを代弁する言葉で共感する(p65)
・怒る、は感情的でフラストレーションのはけ口、叱る、は相手の成長を願う指導(p68)
・部下への禁句は、1)あとにして、2)早くして、3)わかってる(p72)
2014年11月16日作成
- 感想投稿日 : 2014年11月15日
- 読了日 : 2014年11月13日
- 本棚登録日 : 2014年11月9日
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