せいめいのはなし

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レビュー : 46
著者 :
YWRKNさん 科学   読み終わった 

福岡先生といえば「動的平衡」。
それをテーマに色々な人と対談されています。
相手は内田先生や養老先生なので、ここでもいつもの話が聴けるわけです。

「私たちの体は確固たる物質の塊のようで、時間の尺度を千年、一万年単位にして見ると、分子のゆるい淀みでしかない」という。

そう思うと、日ごろつまらんことで悩み過ぎだとも思うし、細かいことに執着するのはやめようと思う。

「生物体内のすべての物質は高速の代謝回転の中でたえまなく分解されているので、記憶が物質レベルで保存されていることはありえない」のなら、

自分の記憶や考えが正しいと意見を押し通すことも控えようと思うし、自分がいい加減な奴でも許そうと思う。

「世の中は因果関係がありすぎて複雑で見えないのではなくて、もともと因果関係がないことが多い。原因が結果を生むのではなくて、結果と原因はたえず逆転し、相補関係にあって、どちらが先でどちらが後か特定できない」中で、

因果関係に縛られて窮屈な思考なんかせずに、その場その場の雰囲気や、偶然の出会いに身を任せてみようかと思います。

以上、引用と感想でした。

レビュー投稿日
2015年8月1日
読了日
2015年7月31日
本棚登録日
2012年6月30日
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