英国風ミステリアス・ストーリー第2幕
読了日:2007.4.18
分 類:連作短編
ページ:330P
値 段:514円
発行日:2001年8月講談社、2004年8月発行
出版社:講談社文庫
評 定:★★★
●作品データ●
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主人公:エドワード・H・グラッドストーン
語り口:3人称
ジャンル:ライトノベル
対 象:ヤングアダルト
雰囲気:オカルト・ミステリ
イラストレーション:ひだかなみ
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---【100字紹介】-------------------
大国アングレの首都・ロンドラ。
三拍子揃ったお坊ちゃんのエドワードと、お世話係のシーヴァ、
それに居候で霊を感じることが出来るトーヤの
私立探偵事務所に古城ホテルで起こる怪しい事件の依頼が。
シリーズ第2作。
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「銀の瞳が映すもの」に続く、シリーズ第2弾です。主人公は貴族のお坊ちゃんでありながら趣味に走っていきなり私立探偵になったエドワード。容姿端麗、頭脳明晰、家柄最高で三拍子揃っているけど、結構ワガママお坊ちゃんのエドワードを支えるお世話係の青年シーヴァ。それにうまーいこと入り込めている、結構凄いヤツ・トーヤ。トーヤは前作で知り合って、そして押しかけ弟子…じゃないな、何でしょう、押しかけ雇われ人?になったキャラ。詳しくは前作をお読み下さいね。
前作はイントロダクションもかねて、無難にまとめた作品でした。本作は、シリーズの続きと言うことで、ある程度キャラも確立され、舞台を用意する必要はもうないや、というところからスタートしているためか、長さとしては前作と同じくらいですが、事件の内容としてはステップアップかな。
舞台はタイトルそのまま、白き古城。この古城を買い取り、ホテルにした人が依頼人。どうやらホテルに何かが出るみたいですよ。しかも事件に絡んでくる新キャラが。どうやらこのまま、レギュラーメンバーになりそうな予感…?
キャラといえば、前作でもまあ活躍してくれたプライス刑事!今回はかなりの大活躍ですよ!やりますねえ、株を上げました!
何が凄く面白い、ということはないのですが、何となく「あー、椹野道流だー」という感じで、安心と言うか、あまり深く考えずに読めるライトノベルですね。椹野道流氏の雰囲気が好きな人なら、何も考えずに手に取るとよいシリーズ。
●菜の花の独断と偏見による評定●
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文章・描写 :★★★
展開・結末 :★★★+
簡 潔 性 :★★★
独 自 性 :★★★
読 後 感 :★★★
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菜の花の一押しキャラ…シーヴァ・アトウッド
「…知っていますよ」(シーヴァ・アトウッド)
- 感想投稿日 : 2010年4月10日
- 読了日 : 2010年4月10日
- 本棚登録日 : 2010年4月10日
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