野生の風 WILD WIND (集英社文庫)

3.42
  • (110)
  • (140)
  • (446)
  • (35)
  • (7)
本棚登録 : 1468
レビュー : 146
著者 :
ykamoさん 小説   読み終わった 

(注:はげしくネタバレです。これから読む人は読まない方が...)
「村山由佳ならこれ」というツイ友の勧めで読んだ本。家には他に何冊かあるけど、読まず嫌いw。
25歳の草木染め作家が奥さんと子どもを失くした中年のカメラマンと、東西の壁崩壊当夜のベルリンで出会い、8ヶ月後、ケニヤで劇的な再会をして...っていう物語。ところが、主人公が高校時代にカレシを奪った同級生の編集者が偶然このカメラマンに夢中で...。
こうやって書くと陳腐な話だけど、はっきりとイメージが浮かんでくるアフリカの自然や、ドライバーとの交流、カメラマンの助手/義理の弟の描写はさすが。
でも、一度だけ男女の仲になった編集者が妊娠して、産んだ子どもに知的障害があったからカメラマンが責任を感じて...っていう終わりはちょっと安易だし、書き込めてもいないし、後味が良くない。
実際にはあるかも知れないけど、小説で描く必然性があるのかやや疑問。「重さを押し付けられた」っていう感想があったけど、同意。
でも主にアフリカの情景を楽しめました。なんでこれ、映画化されなかったんだろ。登場人物考えると面白いかも。飛鳥=満島ひかり、一馬=内野聖陽、祥子=黒木華、浩司=柄本佑とか?

レビュー投稿日
2014年9月2日
読了日
2014年9月2日
本棚登録日
2014年9月2日
2
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『野生の風 WILD WIND (集英社文...』のレビューをもっとみる

『野生の風 WILD WIND (集英社文庫)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

いいね!してくれた人

ツイートする