"わが社の災害対策の参考になるかなぁと思って手にした本。
Google社の素晴らしさはわかったが、組織として対応することが前提のわが社ではあまり参考になることはなかったと思う。
Google社は、とにかく優れた技術者、エンジニアの集団ということがよくわかる。災害危機対策も自然と優秀な人間が集まり、アイデアを出し合い実現していく。
アメリカの本社とも連携を取りつつ、被災地に必要なサービスは何かを考え、必要なものを具体化して提供する。コアメンバーの機動力と使命感が周りを巻き込みながら集団として組織としての対応へと変化していく。
ITの技術を賛歌するものではないが、ITの様々な可能性が試され、評価された事例だといえる。
まだ、復興途上の被災地の方々の苦労をわれわれは忘れずにいること、そして震災から3年たった今のタイミングでできることを常に考え行動したいものだ。"
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2018年10月28日
- 読了日 : 2018年10月28日
- 本棚登録日 : 2018年10月28日
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