サイバー・インテリジェンス(祥伝社新書) (祥伝社新書 434)

著者 :
  • 祥伝社 (2015年9月2日発売)
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感想 : 24
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"アルビン・トフラーさんは、著書の中で、技術革新を大きな波と定義して、第三の波が20世紀後半に起こっていると我々に視座を与えてくれている。第一が農業革命、第二が産業革命、第三が情報革命。本書の著者は、「力(ちから)」と拡張して、それぞれの波で大きく世界を動かす力とは、第一の波では軍事力、第二の波では経済力、第三の波では知恵、情報力と喝破している。
利害関係のある複数の集団の中にいる場合、相手がどんな思考で、どんなことを考えているのかを知ることは、今後の行動を決めるうえで自分に有利な方向に導けることになる。
国家間では、日常的に行われていることだが、日本のそれは立ち遅れていると、警笛を鳴らしている。
突き詰めると、いわゆる参謀となっている人物が日ごろどんな生活を送って、どんなことを考えて、次の一手をどうするつもりなのかを知るために、究極の情報戦力はテレパシーのようなものになるのかもしれない。
映画では、「スキャナーズ」や「フューリー」といった作品を思い浮かべる。
「スターウォーズ」でも、ジェダイマスターはフォースの力で、相手に自分のやってほしい行動をさせてしまうシーンがいくつも出てくる。
「ブレインストーム」という映画では、ある人物の体験したそのものを第三者が追体験できる装置が出てくる。「マトリックス」の世界も荒唐無稽な映画ではなくなる現実社会が到来すかもしれない。

仮に、そんな社会になったとき、国家はどんな行動をとるのだろう。そんな未来社会をどなたか小説にしていただけないでしょうか?
本題とは、少々離れてしまったが、情報や知識をいかに活用するかという社会に生きている我々は、リテラシーとしての情報管理、情報活用、情報発信を身に着けておくべきことなのだろう。"

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コンピュータ・IT
感想投稿日 : 2018年11月23日
読了日 : 2018年11月23日
本棚登録日 : 2018年11月23日

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