エアライン敗戦―格安航空来襲とJAL破綻 (中公新書ラクレ) (中公新書ラクレ 343)

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  • 中央公論新社 (2010年3月10日発売)
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80点。世界のエアラインの変革と現在のエアライン情勢について平易に説明され、冷静かつ客観的な筆致はたとえ自分の会社が批判の的にされようと素直に受け入れることができる。さまざまな格安航空会社が参入してくる中で、自分が利用する航空会社をどのような基準で選ぶのかは、完全に個人の選択であり、リスクマネジメントも本人次第。格安航空会社の差異化も広がる中で、航空行政や航空業界うんぬんにまったく興味がない人でも、利用者目線から旅行や移動で利用する航空会社をどのような基準で選べばいいかを考える際にも本書を一読しておいてきっと損はない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2011年8月25日
読了日 : 2011年8月25日
本棚登録日 : 2011年8月25日

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