これも、記憶が残っていて犯人は分かっていたのだが、そこへ辿り着くまでの 展開はなかなか面白い。事件に関係ないように思われる事柄が最後に事件解決の 根拠になっていて感心した。この話だと最後に読者挑戦を加えてもいいくらい。 今回の解決は妻ミリアムの助けも大きい。ピルプル論法(細かい区別を調べる論法)も 発揮されている。題名は土曜日に贖罪日があたり、その日は絶食の日でもあるため。 9月18日が金曜日なことから1964年9月18日から小説は始まっているようだ。 ジョナサンが生まれたのは10月か11月の日曜日。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2005年6月2日
- 読了日 : 2005年6月2日
- 本棚登録日 : 2005年6月2日
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