去りなんいざ狂人の国を (角川文庫)

著者 :
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感想 : 2
3

祖母の家にあった古い本。
読み終わって、はて、自分の中でどういう位置におけばいいんだ?と思ったけど、誰もレビューしてないのね。
前半は、次々起こる大量殺人の脅威、パニックになる群集に焦点があたり、矜持をかけて挑む警察物といった感じ。丸の内線霞ヶ関駅で青酸ガスによる事件も起きて、もしや約20年後のサリン事件を予期していたとは、鋭い!?と思ったが。。。
だんだんサドマゾの館だとか、そこへの潜入操作だとか、最後には犯人の目的は美女を集めた楽園を作ることだったとか、でまるっきりスポーツ新聞連載のようになり、最後は機関銃を手に刑事達が楽園に突入してエンド。
混乱しつつも、一気に最後まで読めてしまう勢いと筆力、初めて読んだけどこの著者ただ者じゃないね…

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2015年8月12日
読了日 : 2015年8月12日
本棚登録日 : 2015年8月12日

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