恩田陸さんのハチャメチャもの。
前作も読んだ記憶がかすかにあるけれど、まぁこれは思い出せなくても問題ないでしょう。
上海というエネルギッシュな街で、次々に起こるハプニングのドミノ倒し。
ちょうど梅雨時の週末、ぷぷっと(『おしりたんてい』ではありません)吹き出しながら一気読み。
キャラとしては、パンダの巌巌、凄腕料理人の王、暗躍する骨董店主が良かった。
このドミノ倒しの中でただひとり(?)犠牲となったイグアナのダリオも健気。
恩田陸さんも、とにかく作風の幅が広い作家さんなので、『蜜蜂と遠雷』から入った人は、ちょっと愕然とするかも。
『常野物語』から読み始めたな….と思って、恩田陸さんの本を確認していたら、まだ読んでない本がたくさん!読んだはずだけど登録してない本もたくさん!読んだけど忘れた本も…もしかして…
ありゃまぁ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
国内作家
- 感想投稿日 : 2020年6月16日
- 読了日 : 2020年6月15日
- 本棚登録日 : 2020年2月4日
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