よえりんのほんだな

ちょっと気になったのは挨拶の仕方で、市井の人は中国式の挨拶をしていたのでしょうか。うーん。
藤原が力で日本の富も力も得ようと跋扈する時代、筆と正義で歩く菅原道真と、史実でも一二を争うめちゃモテイケメンなれど処世術と魅力で大切なものを守り歩く在原業平という賢さ2大巨頭が、物怪、妖で解決されそうな難事件を冷静に勇気をもって解決してゆく推理ドラマIn日本史。私の読書はまだまだ途中ですが。
道真イコール天神様はあまりに東風吹かば〜　が有名ですが
海ならず　たたへる水の底までに　きよき心は月ぞてらさむ
【現代語訳】
月は、海の水の底まで照らすように、清らかな私の心も照らし出してくれるだろう。
心だに誠の道にかなひなばいのらずとても神やまもらむ　など、句は道真の人と正義を信じる実直さを残していて漫画の彼を私には彷彿とさせます。
帝の子を産み藤原の道具にされるべく屋敷に幽閉されている高子姫を処世術を駆使して己が才も想いも隠して守る少将業平もまたイメージ通り。ふたりの関係性を見ていてちょっとアニメ一休さんと新右衛門さんとの関係も思い出しました。帝の血筋はこの場合一休さんではなく新右衛門さんですけど。
ふたりを取り巻く登場人物もまたみんな事情がありながらも懸命に生きていて魅力的です。まだ続いています。平安の御代でも帝から実質権力を奪って思い通りにしようと暗殺や暗躍ばかりの応天の門の内。善良なだけでは生き残れないのはいつの世も同じなら、強かさと実直さ、ふたつとも持ちたい。そうして良きものを少しでも多く守れたら歴史を継いでいるとも言えるでしょうか

漫画との温度差が私はありません。
東大→官僚になって能登、鈴市を守るべく東京の高校に進学したみつみちゃんが主人公。そう、震災で被害の大きかったところで今月能登応援編の10巻が出るので買います。(⚠️ 作者高松先生がXで、応援版は1280円くらいで2000円弱に誘導するamazonのものは偽物で新たに正式が出たら教えて下さいます) 東京に先に出てスタイリストをしているおじ(おば)さんのお家に居候。入学式で迷い駅で凍っていたみつみを偶然見つけて声をかけて学校に連れていった志摩くん。入学式がだるくてどうでもよかった志摩くんだけど一緒に辿り着いたみつみは総代だったことを壇上のみつみを見つけてはじめて知る。この偶然がなければ全員の入学式が違うものに。ここから始まったみつみちゃんの高校生活がすごく淡くて切ない既視感でいっぱい。この懐かしい青い温度がすごく尊いです

今日訃報をお聞きして心からご冥福をお祈りします。ヤンタンやアリスを聞いて育った私、アデランスブラザーズの谷村さんの紡ぐ美しい日本語と胸に響く声と音がとても好きでした。他のブラザーはさださん、松山千春さん。この3人のラジオでの対談も胸アツでした。この詩集をいただくご縁があってずっと大事にしていました。「愛」が一番好き。

トライホークス70号山猫だよりの国立天文台梅本さんオススメ本の2冊目です。1冊目は、月まで３キロ。

トライホークスという季刊誌に国立天文台の梅本さんという方の「星」にまつわるオススメ本を載せてくださっていて、この本はその2冊のうちの1冊です。

秋嫣（しゅうえん)の強さ、賢さ、成長してゆく姿が魅力的。
独孤伽羅　皇后の願いの独孤家の長女を想う宇文護が主人公のロマンスのお相手のひとり。彼のギャップ萌えがハンパない。特に想いを伝えあってからの至福の表情。それを見てるだけでこちらまで幸せ。今まで冷徹なイメージしかなくて、今回は俳優の懐深さを感じました。妹は「初恋王宮」の主人公

吹き替えをオススメします✨陰謀渦巻く相変わらずの王座争いが中心ですが、そのドキハラよりも、ずっと見ていたいラブラブぶりに癒されます。

映画館で見たかったです。最高です。

健診を受けていてもステージ4まで見つけてもらえないことがあるなんて残念でなりません。完治不可能と余命を告げられてから亡くなられる少し前までの半年余りの間書き残して下さったこの本は、とても胸を打ちました。
病の経過で受ける苦痛や感情、幸せも記されています。こういった緩和ケアや病気のご本人がどう苦しいのかなど、情報の少なさをよくご存知の山本さんは、あえてご自分の日々を使って伝えてくださいました。思えば、誰一人として通らない者はいない死への道。ひとりで残される無人島とおっしゃっていましたが、ご主人をはじめ多くの人への感謝と愛をいっぱい伝えながら、今を生きている全ての人にとって未知の、死への道を私達にも見せてくださったことは、これから歩くであろう私たちに、ただ漠然と怖いだけではない道標のような松明のようなものをいただいたように思います。
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原作は日本の日下部羊さんの神の手で、多角的なドラマなのですが、私はラブラブばっかりを楽しみに見てしまっていました。カン・シヨンというヒロインはチャングムの誓いで子どもクミョンを演じていた女の子です。
安楽死とは。痛みとは。登場人物の、死をめぐる生き様から生の意味や愛を伝えているように思いました。
シヨンママが友近さん(ピザ屋の西尾さん)にちょっと似てて失礼ながらつい時々フフと笑ってしまって困りました。

一番新しいアルバムで、ライブまるごとDVDがついています！ボザロの主人公のモデルがベースボーカルのマーガレット廣井さんです。ベースもすごいそうですがなによりええ声です。思わずうっとり見入ってしまうshimizu先生とお坊さんとみまごう優しい瞳のドラムのケンゾーくんの３人です。親孝行お兄ちゃんに2度もライブに連れていってもらいめちゃ若返りました。次のライブはもう売り切れ(涙)。とても元気をもらえます。キーボードがいませんが1ミリもキーボードの入る隙などありません。それが最高です。きっと聞けばわかります。youtubeのＰＶとか見るといかつすぎて震えるのですが大丈夫です。お客さんも素敵なので、ライブ参戦をオススメしたいです。

バス停坂下発の7:23のバスに並ぶ5人の乗客が主人公。
青山さんの作品は、ほかの作品の懐かしい人々がさらっとニアミスするので油断できません。親しみが深まって、物語の奥行きが広がります。
神様は、主人公達が惹かれるおとしものを用意、そこから話が展開することが多いです。ただ、誘惑して罪に落とすのはちょっと神様としてどうかとは思いますが。
神様と出会うと神様当番という極太の文字が腕に表れ、ミッションをクリアしないと消えません。それも勝手な解釈じゃだめ。神様の容姿はお茶の水博士なイメージです。白ライン入り赤ジャージにはだしです。当番の時は左手から出入りします。その時の様子は勾玉、おたまじゃくし、ピンマーク、クエスチョンマーク、火の球といろいろです。
主人公達はそれぞれ善良な頑張り屋さんですが、次の一歩のための何かが足りないか、あるいは忘れています。
その一歩を踏み出すきっかけと勇気と出会いを無茶ぶりによって神様からもらいますが、神様は左手を強引に操作するけど、誰かの心を操作したりはしません。
そして、七転八倒悩みながら神様当番をクリアした人々はリレーして気付きを気付かずに渡しています。そしてもらってもいます。

水原咲良ちゃんはキュービックのたっちん推しで、印刷会社の事務。上司は古村部長。会社には大好きなゆいちゃん。そのゆいちゃんがテキスタイルデザイナーになりある日やめてしまうことになり、平凡な日々に突然転機が訪れます。夢や学校のことを打ち明けてくれなかったゆいちゃんとの心の距離に悲しみながらも、卑屈さゆえに自分で距離を作っていたことに気付きます。
そんなとき神様のアドバイスも受けて出会うのが白馬の王子様より白馬がほしいチャレンジャーな工務店事務の喜多川葵ちゃん。（ミクジにもそうと知らずに会っている）葵ちゃんはキュービックのサイコロでジロ(蕗島次郎）推し。梨恵ちゃん繋がりのお友達。
神様が沙良ちゃんに用意した落とし物は、キュービックの初回限定盤アルバム。そしてミッションは「わしを楽しませて」。
私を楽しませるのは私。順番なんてもう待たない。自分からつかむんだと、自分を楽しむことを覚えた咲良ちゃん。葵ちゃん語録をいくつか。反省できることはいいこと。楽しいからやるって、人生の決め手。金や取り柄や才能よりも、この世を面白がれる力が大事。ファンの数だけたっちんがいる。そして、咲良ちゃん語録も。38ページの、月を見ていると月も私をみているような気がしてくる。地球上にいる人間すべてがきっと同じような感覚になるのだと、あらためて不思議な気分になった。月はひとつしかないのに。っていう言葉があって、私もお月様にはとても親しみを感じていて、地球上の人すべてだけじゃなくて、帝や業平や貫之、すべての時代の人々が眺めて想っていた月も同じだということにすごくドキドキしていたことを思い出しました。

松阪千帆ちゃんは小学6年生。スグルくんという3つ下の弟がいて、彼は元気いっぱいで家族やみんなの人気者。ハラカラ（兄弟）だけど下品で、千帆ちゃんは不満がいっぱい。
神様が選んだ千帆ちゃんの落としものはピンクのかわいい腕時計。ミッションは「最高の弟」。
4月から7月までリフォームのためおじいちゃんちから学校へ通うことになってこの町へ。咲良ちゃんに憧れていて、彼女のお友達は美波ちゃんで彼女の妹は麻波ちゃん。小学校ではうさぎ当番。なんと岡崎君がこんなところに。うさぎはチャッピーとマッピー。用務員さんの砂田さんがウサギのピンチを救ってくれました。ピアノ教室に一緒に通うスグルと同い年のおしゃれで完璧な広田耀真（ようま）くん。が、彼の愚行を目の当たりにしたり、お母さんに甘えることでお姉ちゃんの重圧からしばし解放されたのか、スグルのいいところを千帆ちゃんは徐々に思い出し...

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神社に現れる伝説の猫ミクジが、タラヨウの葉で本人にしか見えないお告げと愛で、同じ街に住む悩める老若男女の歩みを護ってゆきます。
ニシムキ
美容師のミハルちゃんと叔母の時子さん
マンション　長所と短所は受け取る人次第
チケット
耕介さんと美恵子さんと娘サツキちゃん　アイドルたっちん　CDショップの田島くん
転売防止のためにいろいろ複雑になったチケット販売に苦労するのは私だけじゃなくて涙
ポイント
田島慎ちゃんと同じバイトの竜三さん
感謝したいことがあった時に⭐︎
答えを見出すよりも迷いながら歩く日々が人生
by宮司
目的地じゃなくて現在地を知れ
多くの真摯な想いで自分という人間は支えられていたことに辿りつく
タネマキ
木下プラモデルの哲さんは宮司さんの3年前に他界した父の友。
君枝さんと娘未央ちゃん　杉田さん
繁子が定年後一方的に離婚を宣言。そこに越してきた息子弘人の嫁と子。実は君枝さんは哲さんに救われた過去が。哲さんは人を想う優しさを持っていながら伝えなかったゆえに破綻。君枝さんや弘人さん達と新しい芽をいっぱい伸ばして美しい花を咲かせてほしいです。
マンナカ
深見和也くん小学4年生　ミクジに2度会えて鼻チューをゲットした子。2度目の葉でお手紙を。
牧村先生　山根先生　姫野先生　松坂さん
声は大きいが圧と無神経がハンパない岡崎くん達のすることに右に倣えしたり流されずにその不条理と理不尽さに心できちんと異を持つ深見くん強し！
スペース
千咲ちゃんとパパ孝さん、悠くん、里帆ちゃんときららちゃん、霧吹ひかる先生とアシスタント
拓海くんと輝也パパ
宮司さん直伝　ひとり祓　
神様が入るスペース
思い込みブロックを捨てて何も決まっていないを上書きしようと宮司さん
タマタマ
164ページの　月の詩
彗星ジュリア　ニコちゃん　占い師
友谷茂　ともやん　税理士　バツイチなふたり
クロベエ　たまきたまきさん　球磨き
荒　和　ふたつとも大切　どちらをどんなふうに活発にするかで人生が変わることも
鍵を閉めることのできたたまきさんの宝箱

ここだけの話
という最後の章は宮司さんの章
皆さんの近況とやっと会えたミクジとの出会いが
サラリと。そしてラストは宮司さんらしい優しい言葉でほんわか暖かい気持ちになりました。

スマホショップで働く美保ちゃんと京都のお茶屋の御曹司吉平さん、ピーバードの店長さんと佐知ちゃん、佐知ちゃんと光都ちゃん、光都ちゃんとおばあちゃんと雪乃さん、おばあちゃん＝橋野屋の水無月を作ってきたタヅおばあちゃんと水無月裕司くんと光都ちゃんのお母さん、古書店のおじさん吉原さんと猫、古書店のおじさん夫婦と大学生カップル、そのカップルのタカハルくんと千景と実篤、マークとマスターとテルヤ、拓海とるるちゃんとゆうくんとはなえさんと宮司さん、最後は最初のふたりの美保ちゃんと吉平さん。が登場する12の物語です。
どのお話も好き。180ページの10行
そうなんだよ、わからないだろ？でも確実にいるんだ。さかのぼっていくと、繋がっている手がどこまでも無数に増えていくんだ。どの手がひとつでも離れていたら、ここにはたどりつけなかった。どんな出会いも、顔もわからない人たちが脈々と繋いできた手と手の先なんだよ。以下6行も。がいちばん好き。不安と不信が塞いでいた心が優しく温まりました。感謝します。

水曜日のサービスディに。新海誠本が２になってから鑑賞。
すずめの戸締り、私は今までの作品のなかで一番好き。
この作品のダイジンはそのまま大臣で、すずめちゃんとお母さんは医療従事者、草太さんや芹沢君は教育者、要石という大切で大変な役割を、こういう市井の善意の国民に、考えなしに真心を込めずに任せてばかりで、そういう人々を守り助けるはずの、国会で年間数千万をもらって国民から託されている要石である大臣への怒り爆発。私は少なくともこの頃まさにそう思っていたので、そんな風に解釈。
大臣は、ぜひ要石としての本職で頑張る善意の多くの国民のために輝いて頑張っていただきたいです。いろんな考察がYouTubeにたくさんあってそちらが正解かもですが、私はダイジンというネーミングをドストレートに捉えることにしました。
カナタハルカは、米津君のまちがいさがしを思い出す優しい曲で十明さんのすずめはちょこっとナウシカみがあるかな。とってもステキな声で落ち着きます。曲はどれも良いです✨

主人公がイノッチにそっくりな慶余年のヒロイン鶏肉の君が主人公。アクションができるそぶりもなかった箸も持てなさそうなか弱き鶏肉の君が縦横無尽すぎてびびっています

とても暖かくて優しい作品だと思いました。12の短編で場所も仕事も年齢も違うなかで一生懸命誠実に生きているそれぞれの主人公達は、繋がりあって結果的に支えあっていてとてもステキです。マコさんがあの人だったとわかった時はビックリ✨ところどころに珠玉の言葉がココアのハートみたいにうまくこぼれてて胸をうちます

ダヴィンチ関連の本をたくさん読みました。謎に焦点を当てた本、絵画の本、どれも得るものはあるのですが、この本はダヴィンチの生涯ではなくて、膨大な手稿から、どんな人に影響され、どんな葛藤を持ち、何を幸せと感じたかを教えてくれます。知りたかったことが詰まっていました。ルーブルでヴァッカスという作品を前にして、ダヴィンチからメッセージを受け真摯に伝えてくれた文章は、一貫してわかりやすく、とても勉強になりました。おふたりの出会いに感謝です。

かがみの孤城を読んだ子どもたち、今を悩む子ども達、先生の集英社のインタビューも読みながら、伝えたいと思っておられる気持ちをキャッチしてどうか元気に育ってください。私も今予約済みでワクワクして読める日を待っています(๑˃̵ᴗ˂̵)

読み始めました。奈良の重要人物のひとりだとこの頃特に感じています。極悪非道ぶりにどんびきしてしまって嫌悪感から避けていたけど、逆に徹底した悪役ぶりが不自然に感じたりもして。とにかく読んでみます。

↓読後感想です。
あらすじは、こんな風です　♪
時は戦国。洛東はるかに、西域は波斯 (　ペルシャ　）の暗殺教団“山の長老”伝来の暗殺の法を秘かに伝える山があった。玉のごとき美貌を謳われ、山中深く刺客として養われた一人の稚児が、兄弟子とともに修羅の巷に下りる時、戦国一婆娑羅な悪党の伝説が始まる!天下二分の夢を誓った兄弟子・斎藤道三への想い、昇る日輪のごとく台頭する若き織田信長への嫉妬と憤怒...。舞い踊る傀儡、乱れ咲く毒の花、神秘の霊薬、妖しの法を自在に操り、久秀は迫りくる千軍万馬に、独り立ち向かい続ける。時代に先駆けながら、自らの誇りにのみ従い、時流に叛逆しぬいた男の華麗なる生涯―虚と実の狭間に屹立する、異形の戦国史。　（ｇｏｏｇｌｅ　ｂｏｏｋｓ）

ａｍａｚｏｎのレビューで　ベストレビュアーさんのひとりのｈａｍａｃｈｏｂｉさんとおっしゃる方がこの作品の外伝に「　彼の作品は伝奇時代小説といったくくられ方をするが、内容自体はもっと深い。歴史を透視するような、正史だけでこの世界が成り立っているのではないことに気づかせてくれる。むしろ、この世界は、彼を始めとするすぐれた歴史家、小説家の想像力の産物なのではないか。」と伝えておられます。まさに、ほんとうに、そのように私も思いました。
道三は、信長の父（義）　史実です。
久秀は、道三の弟弟子　ここは不明。
光秀は、道三と親族（道三の妻の甥かな　これは史実です　）
この三人を結ぶ美しい道三の娘が、信長の正妻となる濃姫（帰蝶）です。（史実）
人形や久秀が持っていた平蜘蛛釜（お茶の道具）がこの小説を動かしてゆきます。
平釜は、まるでハリーポッターの記憶の泉で、おそろいの釜を久秀からもらった光秀は夢とも現とも言いがたい不思議な夢をみるようになるのです。
圧倒的な武力と戦略で地方を統一してゆく信長をそれぞれの想いでみつめる３人（この財力と戦略、おそるべし。）ご存知の史実と歴史の流れどおり展開してゆく物語。信玄や謙信まで登場し、彼らは、書かれた史実とは違う結末を迎えます。
久秀の不思議に翻弄されているのに気づかない光秀、
いろんな考えを巡らせるチャンスをくれました。

それから時代の先端を走る人々だけじゃなく、その底辺から這い上がってきた久秀と道三のふたりから見え隠れする時代の風を一緒に感じているような錯覚を覚えました。（このふたり、本当に出自は不明となっています。）残虐さも知り、狡猾さも理解しておかなければ誰もが大切なものを護れないという時代の流れや、誰かのほんの一握りの時やひとことでどれほど多くの人の命が消え、翻弄されてうつろうことになったのかを思うと今の時を大切にしなければ、という思いと、すべては一睡の夢であったかのような光秀の現は、もしかしたら私の現でもあるのかもしれないと思っています。
この本を読んでから知ることができた久秀の事実からも感じています。
久秀はクリスチャン大名だったこと、久秀の弟や親族にもたくさんいます。・・・というよりも、戦国武将は、ほぼみんなそうだったんじゃないかと思うことすらあります。
それから久秀は果心（かしん）というくぐつ（人形）をいつもそばにおいていたのですが、
家臣と響きがおなじです。それもちょっと意味深です。
果心の容姿は、白くて黄色い髪なんです。そして、最後には人形なのに自我を持ちます。
久秀がクリスチャンだったなら、果心を宣教師と重ねることもできるかもしれませんが、私はそれはきっと違うと思っています。
黎明とは、夜明けっていう意味...

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こんなに心に迫るアニメだとは思わずアマプラで全話鑑賞。
塔矢アキラがハクさまにしかみえなくて、ずっとハクさま〜って呼んでた。
物語のはじまりは、小学６年のヒカルのおじいちゃんの家の蔵。血のついた碁盤をみつける。その血痕は一緒にいたあかりちゃんには見えない。その血痕を吐いた男、藤原佐為ふじわらのさいがヒカルの前に現れる。平安時代に帝と打ち、本因坊秀策(囲碁界最強)だったこともある彼は、神の一手を極めるという目的を持ってまた現世に現れた。ただし誰かの手を借りないと碁も打てないのでヒカルが最初は二人羽織となって佐為の思う場所へ打ち始める。
囲碁界のサラブレッド塔矢アキラの前に現れて打った対局が、結果的には神の一手じゃないかと最後まで見て思う。
孤高の天才棋士に示した至高の才能が、アキラを孤高から救う。
桑原先生、緒方さんやアキラの父の塔矢名人も、ヒカルのなかのサイに気付く。佐為は、囲碁界の底上げもしてしまう驚愕の才能。
素晴らしい先輩、同期達と競い合ううちに、自我に目覚める。つまり佐為の手ではない自分の手で打ち始める。それこそが佐為の願いだと信じたい。

ある日そんな佐為は突然いなくなってしまう。
後悔や寂しさや苦しみを経て、やがてまた佐為のいない世界で歩き出すヒカル。そうしてはじめて、どんなに探しても会えなかった佐為をみつける。インストールされている自分のなかの佐為に。
GET OVER とI’ll be the oneの詩がとても好き。

ドラマで観ました。ドラマを見つけられなかったのでこちらで。5分に1回は爆笑します。エールの音の白鳥が・・クラスです。タツが玉木宏。嫁が麒麟が来るの信長の嫁　川口春奈。組の姐御が稲盛いずみ。回を重ねるごとにステキになってく。組長が竹中直人。エールのミュージックティーチャーが警察官。志尊淳がマサ。MEGUMIも。

蓮衣客(れんいかく)が福士蒼汰くんとめちゃ似てる。ＢＳで放送中。
後半はもういろいろ物語として崩壊してた。ラストも最悪。福士蒼汰くんのアクションだわと愛でるくらいしか見応えがありませんでした

とっても良いと思うけど、ちょっと味が濃いので、塩分過多かな。結果が出ると思います。いくつか作ってみたらおいしかったです。私は濃さを工夫して続けたいです。