知の巨人、ウンベルト・エーコの様々なテーマの講義集。
『薔薇の名前』で大ベストセラー作家になったエーコだが、博覧強記ぶりに驚かされる。
縦横無尽に古今東西の賢人が出てくる。
面白かったのは、
以前TV番組にアポロ月面着陸陰謀説が放映されて真偽が気になっていたが、
当時アメリカと競っていたソ連が、月面着陸について何も言わなかったことが、月面着陸が真であったことの証拠であろうといっていることに腑に落ちた。
この本は、教養が身についていないとなかなか読めないだろうと思える書。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2019年2月13日
- 読了日 : 2019年2月13日
- 本棚登録日 : 2019年2月13日
みんなの感想をみる