フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)

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本棚登録 : 3312
レビュー : 458
制作 : 小林弘人 解説  滑川海彦  高橋信夫 
yofukashiさん ドキュメント   読み終わった 

秀逸なドキュメンタリーだと思う。facebookのエンジニア達の熱気が伝わってきたし、資金調達を巡る駆け引きもリアルだった。企業経営、財務会計の知識が深まっていればもっと楽しめたかもしれない。
一番印象に残ったのは、序盤で引き抜きにかかったビジネスサイドのエリート、コーラーが自分でDBを見て回るから入れるようにしてと依頼している場面。きちんとデータの裏を取れるだけの姿勢があるのがすごいなぁと。webサービス企業の経営層が持つべき資質が端的に出ているエピソードな気がする。
またfacebookの開発体制も気になった。特にスタートアップ時の開発の様は、まさに少数精鋭の真骨頂だ。アプリケーションデザインのポリシーをマークが握っていること、しかもマーク自身が優秀なエンジニアであること、そして各メンバもまともなレベルよりもっと上のレベルで実装を進められるメンバーが多数いるのが分かる。意思決定に責任を持てる者がアプリケーションのソースにまで深く関わることができた場合、プロジェクトのスコープやデザイン、リスクのコントロールを存分に発揮することができ、無敵状態になる。結果、一気にモノを作り上げられることが多い。社長自身がここまで関わるのは、会社が小さい頃しかできないアプローチだけど、読んでいてワクワクした。モノは全然違うけど、こういう形でプロジェクトを走り切れたら本当に気持ち良いんだけどなー。

レビュー投稿日
2011年5月4日
読了日
2011年5月1日
本棚登録日
2011年4月25日
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