小説,そして映画や演劇を通して,世界文学中もっとも有名な主人公は実在の人物だった.絶頂期のフランス王朝の都パリに上ったダルタニャンを迎えた,波瀾の史実とは.出仕,陰謀,栄達,確執….小説よりも奇なる,人生という冒険に挑んだ男の足跡を生き生きと再現し,歴史の醍醐味を伝えるノンフィクション。
アレクサンドル・デュマの「三銃士」および
佐藤賢一氏の「二人のガスコン」と合わせて読むと面白いかもしれない。
「三銃士」の中でのダルタニャンは何かと強気なイメージ。
「二人のガスコン」でのダルタニャンは少し弱気なイメージ。
そして本書のダルタニャンは地味なイメージ。
読書状況:積読
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カテゴリ:
佐藤賢一さん
- 感想投稿日 : 2019年5月4日
- 本棚登録日 : 2019年2月7日
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