ぼくはスピーチをするために来たのではありません

  • 新潮社 (2014年4月30日発売)
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今年4月に亡くなったガルシア=マルケスの講演録。
ぼくは死にませんではなく、ぼくはスピーチをするために来たのではありません。

彼はスピーチや講演がイヤでしょうがなかったという。えーそうかあ?中身読むとそんなことないような気もするけど。

南米の複雑な政治状況下で激動の作家人生を歩んできたガルシア=マルケスの言葉は、一語一語がさすがに重い。

新世界の基本ツールは想像力。文化がすべてと言い切る。並の人間が言っても説得力はない。

NHK100分de名著に「百年の孤独」を希望。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年7月7日
読了日 : 2014年7月7日
本棚登録日 : 2014年5月2日

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