野にいた孫武は、戦争の研究に明け暮れていましたが、その卓見を認められ、呉に将軍として召し抱えられます。
不朽の戦略書「孫子」を書き献上。
実践でもその才を発揮し、連戦連勝していきます。
野に遺賢あり!
上巻は孫武の活躍と晩年が描かれています。
「理は形(実)を離れたものではありません。形の中に理を見て整理したものでありますれば、理の中に形もあるべき道理であります。人の兵法は知らず、拙者の兵法では、理は即ち形であり、形は即ち理であります。実地に応用して役に立たないなど、決してないと、固く信じています」 ー 307ページ
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史小説
- 感想投稿日 : 2019年7月21日
- 読了日 : 2019年7月21日
- 本棚登録日 : 2019年7月7日
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