驚きました!そうきましたか~!
記憶をなくした男と出会い、一緒に暮らし始めた女。
二人は慎ましやかにひっそりと暮らしていたが、折にふれ浮き上がってくる過去。
自分は一体何者で、何をやってしまっていたのか?
男の周りに張り巡らされた罠とは?
いわゆる本格ではありませんでしたが、その緻密な作戦に驚かされました。
もうひとつ、とても衝撃を受けたのですが、それは以下のネタバレ部分で。
物語としてもよかったです。
最期の手紙など、ベタな展開だなぁと思いつつも「記憶をなくした彼」と「手紙を持ってきた彼」の心情を考えるとうるっときてしまいました。
そしてしっかりと彼を救えた御手洗。
ああ、いい話だ~。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ(日本)
- 感想投稿日 : 2010年10月1日
- 読了日 : 2006年9月17日
- 本棚登録日 : 2010年10月1日
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