タッソオ (岩波文庫 赤 407-5)

  • 岩波書店 (1992年2月1日発売)
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タッソオと言えばソネット、と、16世紀イタリアの詩人に馴染んだ者として。ゲーテがこの詩人に何事かを仮託した意味が、なんとなくわかるような気がするのです。だからこそ私は『タッソオ』というタイトルだけで、これを手に取りました。筋立てについて書くのは控えますが、ゲーテにとっては、タッソオ、アルフォンス、レオノレ、アントニオ、といった人物(と、その名前)がどうしても必要だったのではないでしょうか。『イタリア紀行』をちゃんと読まなければ、これ以上のことは言えませんね、きっと。

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感想投稿日 : 2009年7月5日
読了日 : 2009年7月5日
本棚登録日 : 2009年7月5日

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