副題をお読みになれば、著者がどのようにして亡くなったか、思い出される方もあろうか、と。
帯には、「深層に潜む知恵が日本を逆照射する」。
また、狂気か正気か。
「死刑宣告」に秘められたイスラームの深層の知恵をラディカルに探究し、「日本とは何か」を鮮かに浮かび上がらせる〈知のドキュメント〉。
くだくだしく述べるのは止めますが、これほどニュートラルかつラディカルに、イスラームについて日本語で書ける人は類を見なかったはずなのに……、とだけ。
もっともっと、次の著作を読むことができるものだと、そう思っていました。
悔しい。
どれだけ時間が経っても、ただただ、悔しい!
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
古・今・東・西
- 感想投稿日 : 2009年7月30日
- 読了日 : 2009年7月30日
- 本棚登録日 : 2009年7月30日
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