この本はスケールが大きい。天文学、数学、暦を新たに作ることを命じられた渋川春海が苦労とともに大和暦を創り上げていくところが圧巻だ。我々の仕事でも何もないところから道を切り開かないといけないことはよくあるのだが、ちょっとした気付きから新しいルールを作っていくべきだ。碁も数学も天体観測も理系的センスが要求されるところは似ている。考えるということを今後は意識していきたい。
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- 感想投稿日 : 2017年7月15日
- 読了日 : 2017年7月10日
- 本棚登録日 : 2017年7月1日
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