死ぬ気まんまん

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本棚登録 : 382
レビュー : 78
著者 :
よぴ吉さん エッセイ   読み終わった 

 絵本作家でもありエッセイストの佐野洋子さんの、乳癌が全身に転移してからのエッセイ。

 余命が2年だと宣告されてからの、佐野さんの生き様が、何とも達観しているように思えます。戦後、満州から引き上げてくるときの体験とか、弟二人と兄がなくなったときの話とか、人が亡くなることが当たり前のように体験していた時代。命と金は惜しむなと生前言っていた父親の話。
 諦めなのではない、武士の一分にも似た、誇りを持った死に方とでも言えばいいのでしょうか。佐野さんからはある種の清々しさを感じました。

 死期を知らされた後、人生の終わりの時間をどう過ごすのか、オイラも考えてしまいます。

レビュー投稿日
2012年11月3日
読了日
2012年11月3日
本棚登録日
2012年11月3日
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