図書館で。
清少納言というと高飛車で言いたいこと言う才女、というイメージが強かったのですがそれは後世についたイメージだったんですねぇ。まあでも確かに先代を持ちあげられちゃあ現職に付いてる女御たちは面白くはないだろうしな。特に日本は亡くなられた方を美化する傾向があるように思うので定子様を悪く言えない代わりに枕草子と清少納言が矢面に立ったのかな?
時代背景が違うので殿上人に声をかけられて身がすくむ思いであった、とかお声をかけて頂いて天に昇る思い、というような感覚は今の時代では正直よくわからないなぁ…と言った所です。そして最初は無駄に主人公が卑屈で、勿体ないお言葉をやんごとなきご主人さまがかけてくださっているのにその対応はどうなの?とこちらの方がイライラしました。過度の謙遜とかって反対にイヤミなものなんだなぁ…
最良の時を知り、その主の素晴らしさを残すために認められた、そう言う書だったんだなぁ、枕草子って。今度読んでみようかなぁと思うけど…うん、多分古語で躓きそう。現代語訳とか出てるのかしら…
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2017年7月12日
- 読了日 : 2017年7月12日
- 本棚登録日 : 2017年7月12日
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