直木賞を取った?とかで平積みになっていたので手に取ってみました。宮沢賢治の家族、大変だったんだなぁ… 子供なんてそんなものなのかもしれないけど、親に同情してしまう(笑)
とはいえ結構この構図は普遍的なものなのかもしれないな、とも思いました。
親の期待を一身に受けた長男と、それにこたえたくてもこたえられなくて悩む子供とか、あまり目にかけてもらえなくて僻む下の子とか軽視された女の子とか。男性にとって男親ってのはナントモ複雑な存在なのかなぁ、なんて思いました。超えたい、見返したい、感謝したい、でも反発してしまう。家族関係って難しい。
今の世の中は男親も育児に普通に参加することが当たり前になって良かったなぁと思いました。やっぱりコミュニケーションは大事ですよねぇ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年6月25日
- 読了日 : 2020年6月23日
- 本棚登録日 : 2020年6月23日
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