丕緒の鳥 (ひしょのとり) 十二国記 5 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2013年6月26日発売)
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感想 : 945
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12年ぶりの新刊だそうで。前はカショの夢でしたっけ?…ってアレ?そんな前だったっけ?大人になると時の経つのは早いものです。

とはいえ。短編ではなくてタイキの続きとか陽子の話とかを読みたいなあと言うのが本音でしょうか。十二国記は「神様の箱庭」らしいので、理不尽なことやなんで?と言う矛盾を抱えつつその冒険活劇性で一気に読ませる感が好きなので。(だって里木に命が宿る世界で無辜の民の命の重さ、とか言われてもあまりピンと来ない。親兄弟の親密性や絆もどういうものなんだろう。貧しい夫婦は子供なんか望まなくても良いんじゃないのかな?子を望むなら男女じゃなくても良い気がするし)

と言う訳で12国のリアリティよりは12国の冒険活劇が読みたいです。そして知ってる人の出てこない12国記はちょっと寂しいものですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2013年7月1日
読了日 : 2013年7月1日
本棚登録日 : 2013年7月1日

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