エラントリス 鎖された都の物語 (下) (ハヤカワ文庫FT)

  • 早川書房 (2006年8月24日発売)
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感想 : 16
3

図書館で。
聖地のような場所が一晩で呪われた都市になってしまう、という発想が面白い。そして変化により死んだと思われている人たちが自分に与えられた役割を果たすことによって、生を実感する、という過程も面白い。

なのでエラントリスは面白いんだけど周辺国の政治が結構面倒くさい。その面倒くさい国家間と貴族のあり方にさらに宗教家まで乗り込んできてさらに面倒くさい状況に。

王子がエラントリスの変貌の謎を解明する辺りが面白かったので、ぶっちゃけ宗教とかは個人的にはあまりなくても良かったかな、という感想。後、良かれと思って結構裏目に出ている背の高い王女様は…悪気は無いけどああいう人が居ると面倒くさそうだなと思いました。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2022年8月3日
本棚登録日 : 2022年7月27日

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