
図書館で。
順調に年を重ねているトミーとタペンス夫妻。今回は老人施設に暮らす伯母さんを訪ねる所からスタート。このお話の舞台設定ってどれぐらいの時間なんだろう?前のお話は第二次世界大戦ただなかって感じでしたが。いずれにせよイギリスは色々と進んでいたんだなあ…という感想です。
いつもはどちらかというとトミーの方が危ない目にあいがちな気がしますが今回の冒険のメインはタペンスさん。彼女がどこかで見た家を探し出す辺りはわくわくしました。そしてのどかな田舎町には結構な秘密と危険が潜んでいた…。失踪した老婦人と町と家の秘密と大規模な犯罪組織が絡んできてなかなか複雑で面白かったです。それにしてもオーブンに入れ過ぎでパサパサになったチキンは美味しくなさそう(笑)
でも家庭の主婦が自分で料理しないって辺り、時代を感じるし英国だなあ…と思いました。
- レビュー投稿日
- 2016年1月14日
- 読了日
- 2016年1月13日
- 本棚登録日
- 2016年1月13日
『親指のうずき (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)』のレビューへのコメント
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