蒲公英(ダンデライオン)王朝記 巻ノ二: 囚われの王狼 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

  • 早川書房 (2016年6月23日発売)
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本棚登録 : 77
感想 : 12
4

図書館で。
後編。神々が支配する、影響力を持つお話ではなく基本的に歴史を動かしているのは人間なんだけれども… 色々と考えさせられてしまう。
前皇帝だって最初から悪の化身だった訳でもなく、後を継いだアホな後継者だって彼自身にそれほど罪は無いのかもしれない。やってることの影響力を知らないで居たことの罪は重いけれども。
最後、タンポポ公がどうなってしまうのかがちょっと悲しい。理性と感情は違うんだろうなぁ… 子供たちは辛いよな。というわけで続巻も楽しみです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2017年2月7日
読了日 : 2017年2月1日
本棚登録日 : 2017年2月1日

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