さくらんぼの性は (白水Uブックス 121 海外小説の誘惑)

  • 白水社 (1997年10月1日発売)
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本棚登録 : 220
感想 : 15
3

図書館で。
アトラスの話が面白かったので読んでみました。最初とっつきにくいなぁと思ったんですが犬女の登場辺りからこれはこういうスタイルなのね…とわかると面白く読み終えることが出来ました。

それにしても犬女の彼女はすごいキャラだ(笑)後書きの「気は優しくて人殺し」ってフレーズがまさにって感じ。彼女は不言実行タイプなんだろうなぁ…

男性が英雄を目指し、時空を越えて犬女の魂を持つ彼女と出会うくだりはロマンティックとも言えるかもしれない。正しいと思う事を正しく行える人は滅多に居ないから、だから煙たがられるのだろうか?まあ…大抵の場合人は民主主義の多数に圧倒されますからね… だからこそ目を瞑りたくなるのかもしれない。

とりあえず他の本も読んでみようと思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2017年12月18日
読了日 : 2018年6月29日
本棚登録日 : 2017年12月15日

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