養老先生の本がわかりにくいという人がいる理由は、ひとつの本にいろいろなテーマが詰まっている、という事情もあると思う。
たとえばこの本も、個性の問題、エネルギー問題、政治の問題など、話題がくるくる展開する。いまの人は気が短いから、「結局、何が言いたいんですか?」となってしまう。そんなの、一言で言えたら本なんか書いてねえよ!こっちはいろいろ考えてんだよ!お前さんも自分で考えろよ!
まあ養老先生はそんな言い方はされないけど。でもそういうことだと思います。
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- 感想投稿日 : 2019年2月6日
- 読了日 : 2019年2月14日
- 本棚登録日 : 2015年6月20日
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