第一級殺人弁護 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2002年7月16日発売)
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本棚登録 : 228
感想 : 20
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京森英二という若手弁護士が「刑事当番弁護士」として活躍する。主人公は、秘書の給料にも事欠く状態で、割のいい仕事をやりたいのだが、やむを得ず引き受けた困難な刑事事件に没頭していく。DNA鑑定の意外な盲点を浮き彫りにしている「鑑定証拠」や銀行の内部資料を違法で手に入れて外部に出せなくなるはめに陥る「民事暴力」が面白かった。「刑事当番弁護士」の実態や科学捜査への盲目的な信頼の危険を知ることができる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 現代小説
感想投稿日 : 2013年9月17日
読了日 : 2013年9月13日
本棚登録日 : 2013年9月17日

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