プロローグで登場する主人公・警部補 児島要の少年期と被害者の妻の青年期に、どんな意味があるのか、不思議な感じで読み始めた。この被害者の妻の青年期は、ミスリードを誘うが、真犯人の意外性があまりないので、このプロローグはなかった方が良かったのではないか。被害者・岩崎康介の全身には六箇所の刺し傷があり、怨恨の線が疑われる謎解きは、思わぬ方向へ展開していき、面白かった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
現代小説
- 感想投稿日 : 2015年10月28日
- 読了日 : 2015年10月24日
- 本棚登録日 : 2015年10月28日
みんなの感想をみる