今風の軽いタイトルと装丁。それとは裏腹に心をえぐられるような内容。
この本を読むことによって坐禅を疑似体験し、自らの妄執に気づかされる。
人の美醜にとらわれること、それこそが欲望の象徴か。
自分こそは、人より冷静で公平と思い込む姿が、かえって頑なな態度なのだといわれると耳が痛い。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2014年4月18日
- 読了日 : 2014年4月18日
- 本棚登録日 : 2014年4月18日
みんなの感想をみる