作者への先入観から、物語が何処かで暗転するのでは、と常に思いながら読みすすめる。
有名な焚き火を渡って来いのシーンでもあくまでも純粋過ぎる男女の恋愛観、というか朴訥過ぎる主人公、新治に好感を覚える。
信じる者は救われる、と明快過ぎるストーリーであるが、登場人物やエピソードにはまるで無駄がなく、歌島の情緒もたっぷり挿入され読み味良き作品と感じた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年3月30日
- 読了日 : 2017年3月30日
- 本棚登録日 : 2017年3月30日
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