長谷川四郎 (ちくま日本文学全集 046)

  • 筑摩書房 (1992年1月1日発売)
3.36
  • (1)
  • (3)
  • (10)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 43
感想 : 7
3

流麗な文章、村上春樹をして思わず「上手い」とうならせるのも頷ける。しかし、中身が無い。空虚だ。同じ戦争物でも、小島信夫のそれとは全く逆に、胸に迫るような現実感が少しも感じられない。職業文筆家、昔の代書人の書く文章って、こんな感じなのではと思ってしまう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年10月24日
読了日 : 2013年10月24日
本棚登録日 : 2013年10月24日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする