流麗な文章、村上春樹をして思わず「上手い」とうならせるのも頷ける。しかし、中身が無い。空虚だ。同じ戦争物でも、小島信夫のそれとは全く逆に、胸に迫るような現実感が少しも感じられない。職業文筆家、昔の代書人の書く文章って、こんな感じなのではと思ってしまう。
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- 感想投稿日 : 2013年10月24日
- 読了日 : 2013年10月24日
- 本棚登録日 : 2013年10月24日
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