ニーベルングの指環 上 (講談社+アルファ文庫 D 48-1)

  • 講談社 (2004年8月1日発売)
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感想 : 5
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ワーグナー 「 ニーベルングの指環 」
*いわくつきの黄金の指環をめぐる神話
*神々と人間とニーベルングたちの愚かで悲しい物語

ニーベルングの指環
*ゲルマンの神話世界の幻想的で崇高な雰囲気を舞台で表現
*指環を作って、愛や人間の精神を失った小人などを否定

あらすじ
序.ラインの黄金
*ローゲ(火の神) ストーリーテラー
*アルベリヒ=ニーベルング→愛を断念した者だけが世界をわが者する指環を得る→指環=黄金、権力
*ヴォータン=神々の長〜不幸をもたらす指環を手放す
*ヴォータンの妻の妹フレイア=神々の若さを保つリンゴを育てる唯一の神
*ファフナーが指環を手に入れる

1.ワルキューレ=ヴォータンとエルダの娘たち
*ヴォータンと人間の双子の子供(ジークムント、ジークリンデ)
*ワルキューレのブリュンヒルデが父ヴォータンを裏切る→神々の世界から追放


2.ジークフリート=ジークムント、ジークリンデの子
*竜となったファフナー→ジークフリートに殺される→ジークフリートが指環を手に入れる
*ジークフリートがブリュンヒルデと結婚する→ ブリュンヒルデが指環を手に入れる


3.神々の黄昏
*アルベリヒの子ハーゲン(ニーベルング)の策略で ジークフリートが騙され、ハーゲンの異父兄グンターとブリュンヒルデが結婚、ジークフリートと異父妹グートルーネが結婚
*ハーゲンがジークフリートを殺す→ ブリュンヒルデが指環とともに火の中へ→ラインの乙女に指環が戻る



目標は オペラ「 ニーベルングの指環 」をDVDで見ること。まずは ワーグナー 特集本、漫画、挿絵集( アーサーラッカム の世界) から読んでみた。次はオーケストラCDを聞く。ワーグナーの芸術観、ニーベルングの指環 のあらすじや幻想的世界は 理解した。


神々の王ヴォータンの横暴は 王政の横暴にも読めるし
火の神が全て燃え尽くす最後は 終末論や革命論にも読めるし
繰り返される権力の盛衰、神対人間、民族対立の歴史にも読める


ワーグナーの芸術観
*ワーグナー=文学、思想、演劇、音楽を一人で統合しようとした総合芸術家
*ワーグナーのオペラ=人間とは、風土とは、伝統とは、家族とは、宗教とは の答えがある
*ワーグナーが目指した世界=職人たちが共同体のなかで物を分かち合うようなフォルクの世界

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年11月24日
読了日 : 2019年11月24日
本棚登録日 : 2019年11月24日

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