独ソ戦の名前も残っていない兵士たちの横顔が浮き彫りにされるグロースマンのリポート。敵も味方も結局は略奪し焼き尽くす戦争の醜さ、あらゆるところで展開されたユダヤ人への虐殺の残酷さ。一人の息子として連行された母を夢に見、父を思いやるグロースマン。不遇な作家の心の断片。
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- 感想投稿日 : 2007年10月7日
- 本棚登録日 : 2007年10月7日
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