ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー (新潮文庫)

  • 新潮社 (2021年6月24日発売)
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「だれかの靴をはいてみる」とは、ライフ・スキル教育のテストで出された「エンパシーとは何か。」という問いに対して、筆者の息子さんが書いた答えだ。
 もちろん、私自身、差別や偏見は良くないことだと思っている。でも、それは遠くから眺めている感じで実感に乏しい。「だれかの靴をはいてみる」ためには、もっと知ることが必要だと思う。そして、より多くの人が知るために、教育の力は大きい。
 とにかくイギリスの学校教育には驚きの連続だ。社会情勢が違うので、日本と比べてどちらが優れている、とは言えないのだろうが、私がいいなと思ったのは「演劇」や「ライフ・スキル教育」が授業としてあることだ。
 LGBTQに関する授業を受けた日の帰り道、自分はどうか、という話題になる。「自分は異性愛者だと思う。」という友達の中で、ひとりが「自分はまだわからない。」と言う。それに対し「ヘテロ以外ありえない。」と言っていた友人ダニエルが「時間をかけて決めればいいよ。焦って決める必要ないよ。」という。それぞれが自分の頭で考え、自分の意見を言うことができて、他の意見も認める。すごいなぁ、と思った。

映画「ボヘミアンラプソディー」を観て、すっかりクイーンのファンになった私としては、ブライトンという地名もなんだか嬉しくなった。「ブライトンロック」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2021年7月12日
読了日 : 2021年7月12日
本棚登録日 : 2021年7月12日

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コメント 3件

りまのさんのコメント
2021/08/03

よんよんさん

こんにちは。はじめまして♪
フォローにお応え頂き、ありがとうございます。
どうぞこれから、よろしくお願いいたします (*^^*)
8月3日       りまの

よんよんさんのコメント
2021/08/04

りまのさん
フォローありがとうございます!
私も詩を読んでいます。谷川俊太郎さんとか、まどみちおさんとか。工藤直子さんの『のはらうた』も読みました。
こちらこそよろしくお願いします。

りまのさんのコメント
2021/08/04

よんよんさん
お返事ありがとうございます!よんよんさんも、詩を読んでおられるのですね。……私の好きな詩人さんばかり♪ 嬉しいです!
、、、今日も暑くなりそうです。熱中症に、気を付けて、良い一日を、お過ごしくださいね (*^^*)

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