黄泉坂案内人 三条目

著者 :
  • KADOKAWA (2017年7月28日発売)
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本棚登録 : 67
感想 : 10
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この世とあの世の狭間にある入日村。
クラシックカー・デューセンバーグとして、死者の魂を送る「黄泉坂」を行き来する元タクシー運転手の速人と、150年生きて(?)いる少女・彩葉。
妖たちとともに、死者の未練を彼らなりに紐解いていく日々だ。
新型エンジンを開発していた自動車メーカーの研究者、あるお客を待っていた石巻の小料理店の板前、詐欺ビジネスを行っていた若者。
死者にはそれぞれ物語がある。
そして、速人には妻と娘がいた。娘の雪音は、父の帰りを待っていた……。


大切なことを話せないまま姿を消した人が、そこにいる。

今日もまた、誰かの魂が坂の下で足を止めるだろう。
その心残りに寄り添い、坂を上る手助けをする、速人たち「黄泉坂案内人」。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトファンタジー
感想投稿日 : 2017年9月2日
読了日 : 2017年9月2日
本棚登録日 : 2017年8月24日

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