九年前の祈り (講談社文庫)

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本棚登録 : 64
レビュー : 8
著者 :
yoshinarさん  未設定  読み終わった 

芥川賞受賞作の表題作を含む4編が入る。連作というのか登場人物が重なる短編集。危惧したとおりでやっぱり芥川賞受賞作って何が言いたいのか、何を描いているのか読み解くのが難しかった。
 小野さんは大分県の現・佐伯市の出身で、4編ともそのあたりが舞台になっている。自分にとっての小野さんのイメージって「日曜美術館」の司会をしてたり、そのときのファッションとか見ても都会的でややクセのある人という感じだったので、大分の田舎町が舞台というのは意外な感じだった。
巻末に芥川賞受賞時のスピーチが載っていて、そこでは小説のなかの登場人物のモデルであろう亡兄への感謝が語られていて、それがよかった。都会的なイメージ・印象の小野さんだけど大分にしっかり根っこがあるんだな、そのことを大切にしているんだろうなと感じた。

レビュー投稿日
2019年1月19日
読了日
2019年1月18日
本棚登録日
2019年1月18日
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