ホモ・デウス 下: テクノロジーとサピエンスの未来

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本棚登録 : 1464
レビュー : 147
制作 : 柴田裕之 
yoshio2018さん 本・雑誌   読み終わった 

下巻では、現在から未来を見る。現在は人間至上主義が栄えている。すべて自分の内心を覗いて、自分がどう感じているかを問う。神の御心でもなく、聖書の記述でもない。そしてこの人間至上主義は三つの派閥に分かれた。自由主義的な人間至上主義、社会主義的な人間至上主義、進化論的な人間至上主義に。世界大戦と冷戦を経て、自由主義的な人間至上主義は勝利を得たが、これからはこの勝利を手放さなくてはいけないようなテクノロジーの発達が進んでいるという。それは、AIとバイオテクノロジーだ。今まで人間は、かけがえのない自己があると信じてきたが、生物科学の知見からは、そのような唯一独立した自己は存在せず、多くの混沌とした意識の集合でしかないという。そして知識と意識の分離から、AIが高度に発達して知識とアルゴリズムを持てば、意識がなくとも多くの人間の仕事を代替できると言われている。人間至上主義から、データ至上主義だ。そうなるとわれわれ人間の価値はなくなるのか?

レビュー投稿日
2019年5月21日
読了日
2019年5月21日
本棚登録日
2019年5月21日
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