魔法少女まどか☆マギカ The Beginning Story

制作 : ニュータイプ編集部  MagicaQuartet 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年12月10日発売)
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本棚登録 : 253
感想 : 13

 今回はじめてアニメの脚本集を読んだわけだが、小説に慣れたこの身に脚本の情報量の少なさは驚くべきものだった。完成作品のアニメを既に視聴しているため、読めば画面は思い浮かんだ。けれどまっさらな状態でこれを読んであの画面を想像することは不可能だったはず。なるほどアニメは共同作業というのはここまではっきり出るものなのだなと思った。作品に占める脚本以外の働きというのを自分は過小評価していたということがよく分かった。
 もう1つ驚いたのは、虚淵さんが物語を書くときにビジュアルが浮かばないと言っていたこと。当然ある程度のものは浮かぶだろうし浮かべないと書けないだろう。けれど、物語を作れる人というのは、現実世界と同レベルかそれに近い水準の細密な世界を脳内に作れるのだと思っていた。そしてその情景から情報を取捨選択して表現する行為が製作行為だとも。川上稔みたいな人は案外少ないのかもしれない。
 ストーリーを読んでの感想は、まだ視聴してからそれほど時間が経ってないこともあってか特に変化無し。さやかがなんで何もせず引いたのか、杏子がさやかにあそこまで思いいれをした理由が分からない、まどかがあんな決心するようなキャラとは思えない、とそこら辺にひっかかったのは変わらず。やっぱり自分はこの作品にははまりきれないなぁ。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: アニメ関係
感想投稿日 : 2012年1月25日
本棚登録日 : 2012年1月25日

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