サブカル・ニッポンの新自由主義: 既得権批判が若者を追い込む (ちくま新書 747)

  • 筑摩書房 (2008年10月1日発売)
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 新自由主義と現在日本をどう考えるべきか、若き社会学者が語る。

 今の日本に蔓延している若者のこんなはずじゃなかった感。それは上の世代のせいだ!などの既得権批判を生む。そこで新たな体制として競争社会へ行くのか、それとも助け合いの理想郷を目指すか、右派と左派は複雑に絡み合う。
 提言、結論としては分かりづらいが、巡る思考の中で様々な興味を感じ、さらに読みたい参考文献も多かった。
 現代社会を深く考える羅針盤となる一冊。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会学
感想投稿日 : 2013年5月1日
読了日 : 2013年5月1日
本棚登録日 : 2013年4月12日

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