火星からの侵略―パニックの心理学的研究

  • 金剛出版 (2017年11月27日発売)
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本棚登録 : 47
感想 : 2
4

 1938年のオーソン・ウェルズのラジオ『宇宙戦争』によるパニックを40年に調査したものを近年になって再書籍化。

 放送時のほぼそのままの脚本が載ってるのはすごい。これだと確かに途中から聞くと一瞬臨時ニュースと間違える。最後には後日談も放送されてラジオドラマと完全に分かるのだが、パニックになった人は最後まで聞かないだろう。。。
 この本では大規模な調査からどのような人々がどの様に感じ行動したかが調べられている。
 『宇宙戦争』パニックはラジオを聞く習慣ができ始めた頃でなおかつ社会が不安定だったという背景が大きかった。さらにパニックになった人とそうでない人の違いにはその人自身が生活や心が安定しているかどうかも大きかった。ということは、今現在のネットなどで同様のことが起きる可能性は決して低くはないのだ。この本が再書籍化された意味が分かった気がした。。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 心理学
感想投稿日 : 2018年5月21日
読了日 : 2018年5月21日
本棚登録日 : 2018年5月5日

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